管内在住の親子(小学生以下)を対象に、1年間を通して農業体験をしています。
このあぐりスクールは3月から11月まで全8回に渡り、約15種類の野菜を植え付けから収穫までの農業体験をすることができます。
<あぐりスクール修了式>
JAは11月20日、秋川ファーマーズセンターに隣接する市民農園で第6回親子農業体験あぐりスクールで修了式を開きました。8家族25名が参加しました。
参加者は、長ネギやダイコン、ブロッコリー、ニンジンの収穫をした他、JAの谷澤俊明専務から修了証を授与されました。
JA営農生活課の内倉浩支課長は、「農家が店に並んでいるような真っ直ぐなダイコンを出荷するため、土づくりから収穫するまでにどれだけ手間をかけているかを知ってもらえました。これからも農業への興味や関心を高めるため、あぐりスクールを続けていきたいです」と話しました。
(写真:修了証を持つ参加者ら(11月20日、あきる野市で))
<6種類の野菜みんなで収穫>
JAは10月23日、秋川ファーマーズセンターに隣接する市民農園で第5回あぐりスクールを開きました。6家族18人が参加しました。
新型コロナウイルスの影響で6月26日以来4カ月ぶりの開催となりました。
JA職員5人と青壮年部の青木周一部長の指導で、長ネギやサツマイモ、サトイモ、ラッカセイなど計6種類の野菜を収穫しました。子どもたちは、ラッカセイが土の中に実がなることに驚いていたり、サトイモの葉を傘に見立てて遊んだりしました。
また、JA五日市ファーマーズセンターあいな「のらぼう部会」の会員でもある青木部長が種から育てた江戸東京野菜「のらぼう菜」の苗を、参加者全員で定植しました。
参加者は「4月に植えた長ネギが大きく育ちうれしいです。毎回野菜の成長を楽しみにしています」と話しました。
(写真:長ネギを収穫する参加者ら)
<地場産触れて学ぼう>
JAは6月26日、秋川ファーマーズセンターに隣接する市民農園で第4回あぐりスクールを開きました。9家族27名が参加しました。
JA職員5人の指導の下、参加者はジャガイモやニンジン、タマネギの収穫とサツマイモとモロヘイヤの定植をしました。ジャガイモは傷をつけないよう手で土を掘り起こし収穫しました。参加者は3月に植えたジャガイモが、たくさんできたことに喜びました。
JA営農生活課の内倉浩支課長が、サツマイモの植え方によってできるイモの大きさと個数が違うことを説明し、定植方法を指導しました。
参加者は、今回参加できなかった青壮年部員の井草新一さん(57)が用意したキュウリを土産に持ち帰りました。
次回は8月28日にダイコンの播種(はしゅ)、ハクサイの播種、のらぼう菜の播種、ブロッコリーの定植予定です。
(写真:サツマイモを定植する参加者)
<野菜作りコーンなに大変>
JAは5月22日、秋川ファーマーズセンターに隣接する市民農園で第3回あぐりスクールを開きました。8家族28人が参加しました。
JA青壮年部の山下裕さん(49)と小澤揚徳さん(41)が参加者に畑の除草やニンジンの間引き、ヤングコーンとレタスなどの農産物の収穫方法を指導しました。
山下さんはトウモロコシの茎を傷めずにヤングコーンを収穫するコツや、ヤングコーンを取ることで残したトウモロコシに養分を集中させることなどを参加者に説明しました。参加者は熱心に話を聞いた後、ヤングコーンを下に折るように欠き取りました。ニンジンの間引きでは、マルチの穴に3本生えたニンジンを、周りの土を親子で押さえながら1本に間引きしました。
JA営農生活課の高水亮二主任は「今年は除草作業も体験してもらいました。おいしい野菜を収穫するためには、大変な作業もあることを知ってもらい、子どもたちに農業の尊さを感じてほしいです」と話しました。
(写真:ヤングコーンを収穫する参加者)
<野菜づくり 親子楽しむ>
JAは4月10日、秋川ファーマーズセンターに隣接する市民農園で第2回あぐりスクールを開きました。9家族27人が参加しました。親子に農作業を楽しんでもらうことで自然や農業への興味や関心を高めることなどが目的です。今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止を徹底し、3月に開校しました。
JA職員7人とJA青壮年部員の笹本善之さん(38)、山下裕さん(49)の指導のもと、参加者はのらぼう菜の片付けやトウモロコシの間引き、レタスとネギの定植、ジャガイモの土寄せを体験しました。
笹本さんは、ネギの簡易移植機(ひっぱりくん)を実演し「以前は1本1本苗を植えていましたが、今は機械で簡単に植えることができるようになりました」と説明しました。簡易移植機を体験した参加者は「引っ張るだけで植えられたので楽しかったです。昔の農作業の苦労が分かりました」と話しました。
参加者は、今回参加できなかった青壮年部の井草新一さん(57)から届いたミニトマトを土産に持ち帰りました。
(写真:ネギの定植を行う参加者(右))
<地元の親子 農作業体験>
JAは3月6日、秋川ファーマーズセンターに隣接する市民農園で、2021年度あぐりスクールを開校しました。管内に住む親子に農作業を楽しんでもらい、自然や農業への興味、関心を高めることなどが目的です。
昨年度は新型コロナウイルスの感染拡大で6月開校でしたが、本年度は感染防止対策を徹底し3月に開校しました。参加した7家族26人はジャガイモの定植やトウモロコシとニンジンの播種(はしゅ)などした他、五日市ファーマーズセンターあいな「のらぼう部会」の青木周一さん(55)の指導でのらぼう菜の収穫を体験しました。
参加者は「播種したトウモロコシとニンジンがどこまで大きくなるのか成長が楽しみです。次のあぐりスクールが待ち遠しいです」と話しました。
(写真:のらぼう菜を収穫する参加者)
<あぐりスクール 締めは野菜収穫>
JAは12月6日、秋川ファーマーズセンターに隣接する市民農園で、第5回親子農業体験あぐりスクールで修了式を開き、9家族30人が参加しました。今年度は新型コロナウィルスの影響で6月から開講し、例年よりも1カ月遅れの修了式となりました。親子に農作業を楽しんでもらうことで自然や農業への興味や関心を高めることなどが目的です。
参加者は、タマネギ苗に追肥した他、サトイモとサラダカブの収穫を体験しました。職員の指導のもと、タマネギ苗の周りにひとつまみずつ、約500株に追肥しました。サラダカブの収穫体験は同スクール初。ソフトボールほど大きく育ったカブを「どのカブが一番大きいか」と声をかけあいながら、袋いっぱい収穫を楽しみました。
作業終了後、JAの谷澤俊明専務が子どもたちに修了証を授与しました。
参加者は「自分たちが植えた野菜が気になり、よく見に来ていました。来るたびに野菜が大きくなり、子どもたちも喜んでいました」と話しました。
谷澤専務は「あぐりスクールを通じて農業の楽しさと、秋川流域の力強い農業をより身近に感じてもらえたらうれしいです」と話しました。
来年度も同スクールを3月上旬に開講し、年8回の開催を予定しています。
(写真:谷澤専務(右)から終了証を受け取る参加者)
<野菜収穫に笑顔>
JAは11月14日、秋川ファーマーズセンターに隣接する市民農園で、第4回あぐりスクールを開きました。親子に農作業を楽しんでもらうことで自然や農業への興味や関心を高めることなどが目的。今年度はコロナの影響で、6月から開講しました。JA職員4人の指導で10家族38人が、農業体験をしました。
参加者は、タマネギ苗を定植した他、ブロッコリーとダイコン、ハクサイの収穫を体験しました。指導した職員は、タマネギ苗の分かれ目が土の中に隠れないように定植のアドバイスをしました。長さ10mの黒マルチ、約600穴に家族同士が協力しながら定植しました。ブロッコリーとダイコンを収穫し、収穫予定のなかったハクサイも晴天続きで大きく育ったため収穫しました。
参加者は「寒い時期が続きましたが、野菜が大きく育っていて驚きました。子どもたちも大喜びで、食べるのがとても楽しみです」と話しました。
例年では、11月に同スクールを終了していましたが、コロナの影響で開催が遅れた分、12月にソラマメの間引きとサラダカブ、ハクサイ、ダイコンを収穫し、修了式を行う予定です。
(写真:大きいダイコンの収穫を喜ぶ参加者)
<のらぼう菜 親子で定植>
JAは10月24日、秋川ファーマーズセンターに隣接する市民農園で第3回あぐりスクールを開きました。親子に農作業を楽しんでもらうことで自然や農業への興味や関心を高めることなどが目的です。今年度は新型コロナウイルスの影響により、6月から開講しました。7家族22人が参加し、JAの五日市ファーマーズセンターあいな「のらぼう部会」会長の乙戸博さん(71)、JA青壮年部員の青木周一さん(55)、笹本善之さん(38)、JA営農生活課職員4人の指導で農業体験をしました。
参加者は笹本さんの指導の下、サツマイモの収穫を体験。笹本さんは、土を掘ってイモが見えても慌てずに抜くようアドバイスし、子どもたちはうれしそうに大きなサツマイモを収穫しました。
サツマイモの収穫後、参加者は、長さ10メートルの黒マルチ2列に江戸東京野菜「のらぼう菜」の苗を定植。乙戸会長と青木さんは、茎が軟らかく折れやすいので、深く植え付けるよう苗を定植しながら指導しました。子どもたちは、苗を見て「元気がないから植えて大きくなるのか」と心配そうに話したが、のらぼう菜は植えて3日ほどで根がつき、元気になることを説明すると納得しました。
8月に定植したレタスの収穫も楽しみました。
参加者は「家で育てたサツマイモはあまり大きくならなかったので、今日は大きいサツマイモばかりで子どもたちも喜んでいました。次回の収穫も楽しみです」と話しました。
次回は11月14日に、タマネギ苗の定植、ハクサイ、ダイコン、ブロッコリー、サトイモの収穫を行います。
(写真:のらぼう菜の定植を教える青木青壮年部員(右)と乙戸会長(右から2番目))
<苗植えや播種 親子で楽しむ>
JAは8月29日、秋川ファーマーズセンターに隣接する市民農園で第2回あぐりスクールを開きました。親子に農作業を楽しんでもらうことで自然や農業への興味や関心を高めることなどが目的です。今年度は新型コロナウイルスの影響により、6月から開講し、11月まで毎月開きます。6家族20人が参加し、同JA営農生活課職員5人の指導で農業体験をしました。
参加者は、長さ10メートルの黒マルチ5列にレタスとブロッコリー苗の植え付け、ダイコンとハクサイの播種(はしゅ)を体験しました。
JA職員は、苗はまだ根が巻いていないので植え付ける時にしっかりと両手で押さえて倒れないように、種を播くときは土を被せた後にしっかり足で踏み込むことなどを説明しました。子どもたちは「種をまいた後の土を踏むと芽が出ないのではないか」と不思議そうにしていましたが、今日のように暑い時は踏むことで土の中にある水に種が届きやすくなることを説明すると納得し、植え付けたマルチ穴の上を踏み固めました。体験終了前にモロヘイヤ、シソの収穫を行い、子どもたちは収穫袋がいっぱいになるまで楽しみました。
参加者は「前回まではコロナの影響で播種から楽しめませんでしたが、今後は収穫までの一連を体験できそうでよかったです。時々子どもたちと様子を見にきて野菜の成長を楽しみたいです」と話しました。
次回は9月26日にダイコンの間引きと、ブロッコリーの土寄せ、ホウレンソウの播種を行います。
(写真:シソの葉を収穫する参加者)
<親子農業体験あぐりスクール開校>
6月20日、秋川ファーマーズセンターの隣の市民農園で、2020年度あぐりスクールを開校し、9家族34人が参加しました。管内に住む親子に農作業を楽しんでもらい、自然や農業への興味・関心を高め、農家の仕事を知ってもらうことが目的です。例年は3月に開校式を行い、その後、毎月1回農作業を行っていましたが、本年度は新型コロナウイルスの影響で実施を見合わせて、6月の開校となりました。昨年から青壮年部役員が農作業の指導をしており、同部長の青木崇さん(45)と同部役員の笹本善之さん(37)の指導で、サツマイモを定植し、ジャガイモ、タマネギ、ニンジン、ヤングコーンを収穫しました。
笹本さんは、サツマイモの苗から小さな根が出ていることや苗の植え方で収穫時の芋の大きさと数が変わることなどを説明しました。参加者は熱心に話を聞いた後、高畝に敷いたマルチの穴に苗を丁寧に植えました。ジャガイモの収穫では、一生懸命掘ったジャガイモでいっぱいになったコンテナを子どもたちが協力して運びました。
青木さんは「野菜づくりを通じて、自然と上手につきあう農家の仕事を知ってもらいたい。これからも子どもたちが野菜作りを楽しめるように同部で協力していきたいです」と話しました。 次回は8月にダイコン、ハクサイの播種(はしゅ)、モロヘイヤの収穫を予定しています。
(写真:サツマイモを植える参加者)
<親子農業体験あぐりスクール修了式>
JAは11月16日、2019年度第9回親子農業体験あぐりスクールを開き、9家族26人が参加しました。参加者に農業をより身近に感じてもらい、食と農のつながり、農作業の楽しさを体験してもらうことを目的に毎月開催しています。
JA青壮年部員の青木周一さん(54)、笹本善之さん(37)とJA職員6人の指導で、タマネギの苗を植え付けし、サトイモ、サツマイモ、ダイコン、ブロッコリーを収穫しました。今回収穫したサトイモ「赤芽大吉」は管内直売所に出荷されていない珍しい品種で、参加者の注目を集めました。
作業終了後、子どもたちはJAの谷澤俊明専務から修了証をうれしそうに受け取りました。
参加者の松宮尚文さん(49)は「土に触れることや自分たちで作った野菜を食べる機会はなかなかないので、とてもよい経験ができました。来年も開講するならぜひ参加したいです」と話しました。同スクールで一連の作業を指導した笹本さんは「これまで体験してきたあぐりスクールを通じて、農業理解を少しでも深めてもらえたらうれしいです」と期待を込めました。
(写真:サツマイモを収穫する親子と指導する笹本さん(右))
<親子農業体験あぐりスクール第7回開催・ジャガ芽かきダイコンを間引>
JAは9月28日、2019年度第7回親子農業体験あぐりスクールを開きました。9家族33人が参加。次世代を担う子どもたちへ、種まきから収穫までを体験してもらい、農業の楽しさを伝えるために企画。3月から11月まで毎月開催する。
秋作のジャガイモの芽かきとダイコンの間引きを行いました。ハクサイの苗を植え付け、4月に植えたラッカセイを収穫しました。
青壮年部員の笹本善之さん(37)は生育の良い株が抜けないように、間引く株の株元を押さえて引き抜くことなどを説明。子どもたちは残す株を相談しながら一生懸命に作業しました。
次回は10月19日に五日市地区特産で江戸東京野菜の「のらぼう菜」の定植と、6月に植えたサツマイモの収穫を行います。
(写真:間引きを説明する笹本さん(右))
<親子農業体験あぐりスクール収穫祭>
JAは7月13日、2019年度第5回目のあぐりスクールを開きました。参加者に食と農のつながりを体感してもらうことを目的に収穫祭を行いました。9家族27人と、農作業に不慣れなJA新入職員が農業体験をし、参加者とのふれあいを目的に4人が参加しました。JA青壮年部長の青木崇さん(44)、同部員の笹本善之さん(37)とJA職員4人の指導で、ジャガイモやトウモロコシなどを収穫しました。
同スクールで育てた野菜や地元産の米などで、JA職員がカレーとサラダを作りました。 参加者は「子どもが自分で育てた取れたて野菜を食べる機会はなかなかない。一緒に良い経験ができました」と話しました。
青木部長は「家族で協力して育てた作物が、天候不順に負けず育って良かったです。体験を通して農業の楽しさを少しでも体感してほしいです」と語りました。
(写真:トウモロコシの収穫を指導する笹本さん(右))
<親子農業体験あぐりスクール第3回開催・担い手の“種まき”>
JAは5月11日、第3回あぐりスクールをあきる野市の畑で開きました。次世代を担う子どもたちへ、種まきから収穫までを体験してもらい、農業の楽しさを伝えるために企画、3月から11月まで毎月開催します。9家族24人が参加し、青壮年部長の青木崇さん(44)、同部員の笹本善之さん(36)とJA営農生活課職員の指導で農業体験を実施しました。
3月に植えたジャガイモの土寄せとロメインレタスの収穫の他、ラッカセイの種をまきました。
ジャガイモの土寄せは、重いくわを親子で協力して使いジャガイモの株元に土をかけました。うまく土寄せができない参加者は、土のかけ方やくわの持ち方をJA職員から教わりながら作業しました。
ロメインレタスの収穫は、笹本さんが「スーパーでよく見かける実がぎっしり重たいものは成長が進んでいて甘みは落ちているので、ふわっとしているものがお薦め」とアドバイスし、参加者の関心を集めました。
ラッカセイの種まきは、鳥に食べられないようになるべく深く植えるように指導し、1家族5ヶ所ずつ、30センチ間隔のマルチの穴へ2粒播種(はしゅ)しました。
青木部長は「現役の農家は実体験に基づいた経験が話せるので受講者に喜んでもらえると思います。青壮年部として農業体験、食育の応援を続けていきたいです」と意気込みました。
参加者は「3月に植えたレタスが大きくなって収穫できて嬉しかった。ジャガイモやラッカセイも収穫がとても楽しみ」と話しました。
(写真:協力しながら土寄せを行う参加者)
<親子農業体験あぐりスクール第2回開催>
JAは4月13日、2019年度第2回あぐりスクールをあきる野市の市民農園で開きました。10家族26人が参加し、JA職員7人の指導で農業を体験しました。次世代を担う子どもたちに種まきから収穫までを体験してもらい、農業の楽しさを伝えるための企画。3〜11月まで毎月開催します。
マルチ張り、サトイモ・エダマメの植え付け、トウモロコシの種まきをしました。職員の指導の下、子どもたちは30センチの支柱で株間の間隔を測りながらサトイモの種芋を植えました。参加者全員で協力して、サトイモ・トウモロコシ・エダマメの畝に、3種類5本のマルチを張りました。2〜11歳の子どものうち年長の子どもが率先して畝をまたいでマルチを引っ張り、周りにいる子どもがマルチの両端に土をかけて埋めました。初めてマルチを張った岡崎美優さん(9)は「ころころ転がすのが大変だったけど面白かった」と話しました。トウモロコシの種が赤いことに驚き、職員の説明を熱心に聞き、小さな種をこぼさないように慎重にまきました。前回ポットにエダマメの種をまいた参加者は発芽を喜び、丁寧に畑に定植しました。
指導経済部営農生活課の山嵜天稔主任は「2年連続で参加している子どももいるので、新しい体験ができるよう内容を工夫し、身近に農業がある喜びを伝えていきたいです」と意欲を話しました。次回は5月に落花生の種まき、ジャガイモの芽欠き、レタスの収穫をする予定です。
(写真:トウモロコシの種をまく子どもたち)
<親子農業体験あぐりスクール開校>
JAは3月24日、2019年度あぐりスクールを開校しました。管内に住む親子に農作業を楽しんでもらい、自然や農業への興味・関心を高め、農家の仕事を知ってもらうことが目的。3月から11月まで全8回、約15種類の野菜の農作業を体験します。今年で13年目。
利便性のよさと、より多くの人にあぐりスクールを知ってもらう目的で、今回から管内3つの直売所で一番来客数が多い秋川ファーマーズセンターの市民農園へ場所を変えました。指導役を青壮年部員に変えて開きました。
参加者8家族28人は同部役員の笹本善之さん(37)の指導とJA役職員8人の協力で、ジャガイモの種を植え付けました。子どもたちは使い慣れない包丁で種芋を切り、親子は協力してクワで作を切りました。30センチメートルの棒を利用して等間隔で種芋を並べ、株間に化成肥料をまき、足で土をかけました。子どもたちは畑を眺めながら「芽が出るのが楽しみ」と話しました。
ロメインレタスの苗植えを行い、笹本さんは「ポットの土は乾きやすいので、しっかりと根がつくように畑の土をかぶせて」と子どもたちへ丁寧に指導しました。
笹本さんは「これからも子どもたちが興味をもって野菜作りを楽しめるように青壮年部で協力していきたいです」と話し、坂本勇代表理事組合長は「JAを身近に感じてもらえるよう、親子が気軽に参加できる地域に根ざした活動をあぐりスクールを含め積極的に行っていきます」と抱負を話しました。
次回は4月にトウモロコシの播種(はしゅ)、里芋、枝豆の植付を予定しています。
(写真:子どもたちへロメインレタスの苗を配布する笹本さん)
あぐりスクールに関するお問い合わせは、JAあきがわ本部 地域振興部 地域振興課へ
TEL 042(559)5111(代)